『季刊 事業再生と債権管理 秋号』発売中です。

現在発売中の『事業再生と債権管理 秋号』(きんざい)
という雑誌の特集
「不動産ファイナンス取引におけるデフォルト時の法的諸問題」に、
当事務所の司法書士田村剛史が執筆した論文が掲載されています。
タイトルは「信託受益権質権の私的実行による受益者変更登記」です。
先日一緒にお仕事させていただいた法律事務所のS先生のご紹介で
執筆させていただくことになったのですが
初めての執筆作業。
数ページの原稿とはいえ、当事務所にとっては大きなお仕事でした。
じつは「信託受益権質権の私的実行による受益者変更登記」自体、
今のところ実務では方法が確立されていません。
それに困り果てたレンダーさんからのご相談で、
何とか方法はないものかと
うちの所長が法務局と何度も打ち合わせを重ね、
1件につき数か月の時間をかけて実現してきました。
まだまだ問題点も多く、今後も議論が重ねられていく分野だと思います。
発売からすぐ、
司法書士のK先生からご連絡があったようです。
「とても画期的なので、自分のブログで紹介したい」と。
光栄なことです。ありがとうございます!
文章を書くときには欠かせない広辞苑。
国語が嫌いな田村所長も、今回はよく使用しておりました。