デートDVについて(1)

先日、ニュースで
「若者の3人に一人がデートDV被害者」
という話題が出ていました。
DVというと殴る蹴るなど具体的な暴力被害のイメージがありますが、
暴言などの精神的被害や
ケータイのチェック、行動の監視・制限なども含まれます。
その時ふと思いだしたのが、二年前に講義を受けたDV加害者の手口のこと。
まず、DV加害者は、被害者の行動を徹底的に制限します。
ケータイをチェックし、友達と会うことをやめさせ、
被害者の人間関係を遮断します。
逆らうと一転、「別れたら自殺する」などと泣いて見せたりします。
そして巧妙にアメとムチを使い分け、
1.ハネムーン期(優しい時期・アメ)
↓
2.緊張蓄積期(暴力爆発に向けてボルテージが上がっていく時期・ムチ)
↓
3.爆発(暴力行為)
という連鎖を延々と繰り返し、被害者の思考を奪います。
1から3の期間がどんどん短くなり、
10日を切るようになると被害者の命が危ないそうです。
続きは次回に。